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20世紀少年

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20世紀少年(ビッグコミックス)全22巻+21世紀少年 上・下

[ コミック ]
20世紀少年(ビッグコミックス)全22巻+21世紀少年 上・下

【小学館】
発売日: 2008-12-08
参考価格: 12,806 円(税込)
販売価格: 12,806 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 11,980円〜
20世紀少年(ビッグコミックス)全22巻+21世紀少年 上・下 ※一部大型商品を除く
 
カスタマー平均評価:  4
映画より良い
映画は第一部しか見ていませんが、名前とか覚えにくくて、面白かったけど、わからない点が沢山ありました。 でも、マンガを読んだら一気に作品にのめり込めました。 色んな謎も解けてきたし、 一日四冊づつ読むつもりが、段々と加速して行き、我慢できなくなり、2日目に徹夜で一気読み、そんな様子を見て、がぞく全員、休日に夢中になって、一気に読んでしまって、年齢関係なく誰もが楽しめる作品です。 この後、映画の2部を見に行っても良いかなあ・・・ 一気買いがお勧めですよ

20世紀少年―本格科学冒険漫画 (1) (ビッグコミックス)

[ コミック ]
20世紀少年―本格科学冒険漫画 (1) (ビッグコミックス)

・浦沢 直樹
【小学館】
発売日: 2000-01
参考価格: 530 円(税込)
販売価格: 530 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 34円〜
20世紀少年―本格科学冒険漫画 (1) (ビッグコミックス)
浦沢 直樹
カスタマー平均評価:  4
読者の興味牽引のための二転三転をやり過ぎた
全巻の評価。 少年時代のノスタルジーを味付けに、自分探しのテーマに直結させた着眼点は良かったけど、やはり広げ過ぎた風呂敷を畳めずに終わった感じ。最終的に何が一番言いたかったのかすらぼやけてしまっている。 序盤は色々な伏線の張り方と、情報の小出しのバランスが良く、5?6巻までは読んでいて先が気になる怒涛の展開だったが、後半は伏線の回収に必死で、先延ばしによる同じような展開の連続にグダグダ感が出まくっている。 それと、「MONSTER」もそうだが、もともとこの作者の漫画の描き方は、良くも悪くも非常に「商業的」と言うか、「テクニック的」と言うか、「ここで新たな謎を出せば読者の興味を持続させられる」とか、「ここで家族愛を強調(もしくは悪人を改心)させてからそのキャラを殺せば泣ける」といったように、ある意味パターン化されたプロットの切り張りで作品を描いている印象が強く、その小器用なやり方が鼻に付く時がある。 とにかく今作の最大の過ちは、「読者の興味牽引のための二転三転による引き延ばし」をやり過ぎた事。これに尽きる。十数巻で潔く終わっておけば傑作となっていたのに残念。
最初の5巻はめちゃめちゃおもろいっ!!でも・・・
構想も斬新でよく練ってあるし魅力のあるキャラクターも多く実にワクワクドキドキでした。でも、その後だんだんストーリーにテンションがなくなって最後の方はもうダラダラ。読んでるのが苦痛だったんで飛ばし読みしたぐらいでっせ・・・(せっかく全部いっぺんにかりたのに?) 多分、途中から連載の締め切りに追われて無理やり話しをでっちあげたせいではないでしょうかね?、だとすれば実にもったいない。出だしが素晴らしいだけに「もうちょっと頑張れんかったんかいな?」と思ってしまいます。  こういう悪い点は東野圭吾さんをはじめとする最近の推理小説とそっくりです。つまり、最初はめちゃおもろいと期待させるけど(゜o゜)!構想力がないのでストーリーに緊張感が持続しない・・・ダラダラダラ・・・ついには破綻してしまう・・・読者はガッカリ(>_<) マンガでも小説でも映画でも名作は「だんだん面白くなって最後はもう異次元世界に連れて行かれ自分が本を読んでいることさえ忘れる・・・」と、いったものなのに。(手塚治虫のシュマリなんかはまさにそうですね、読み終わったとき自分の部屋にいるの忘れてましたぜ) えらそうに言うのもなんですが、浦沢さんはもう十分成功したんだし、もう少し余裕をもってじっくり作品をかきあげ、とことん自分の納得いくものができてから発表してはどうでしょうか。これだけの実力のある作家ですから物凄い名作がかけるんとちゃいますか? 原作は別の人でもいいじゃん・・・ちょっと無責任かな(^^ゞ
マイランキングナンバー1
謎だから…おもしろい 謎だから…怖い 謎だから…読み返す 謎だから…話題になる 謎だから… 伏線やふろしき広げたまま という事だけれども、描こうと思うば描けるはずで 描いてしまったら読者に考える楽しみがなくになってしまったと思う こんなおもしろい漫画はじめて読みました。 おすすめします。 サダキヨが恩師に会ったシーンはさすが浦沢!!!とおもいました。
人生の午後3時。でも日没までにもう一仕事
 「21世紀少年」も含めて、全巻通しての感想なので、ここに書きます。(そういう人、多いみたいですけど)  先に映画を見て、興味を持ったので、原作にあたりました。わたしはこの主人公たち(作者もそうですね)より一つ学年が下です。なので、たいへん懐かしく、思い入れたっぷりに、読みました。全編を通じて時代の空気がぷんぷん匂ってくるし、万博に対する憧れは、とってもよく理解できます。そう、あの時代のキィワードの一つに「万博」があります。シンボルの太陽の塔を作った岡本太郎という人を知り、その太陽の塔を占拠した赤軍派を知った。そもそも“本格科学冒険漫画”という触れ込み自体が、あの時代のもの。SFのことを「空想科学小説」とわざわざ副題をつけていた、あの時代の。  だから、あの時代のことが分かる人はおもしろいだろうし、そうでない世代ではおもしろみが薄いかもしれない。つまり、作品が読者を選んだということになるか。いや、作者というべきか。同時代者へ向けてのメッセージ。59年生まれ±2つの学年(つまり中学で重なる学年)。人生、まだまだ片付けちゃいけないよ、て。  風呂敷を広げすぎて畳みきれなくなった、という批判が多いようだが、まあそれは、勘弁してもいいのではないかと思う。なぜか。それはたぶん、わたしがおもしろいと思ったからだ。伏線を回収しきれなくても、尻すぼみに終わっても、おもしろかったんだからいいじゃないか。ということは、おもしろくなかった人には、やっぱり消化不良のままなのだろう。やはり、万人向きではなく、読者を選んだということだろう。  つまり中年バンド大会の「オヤジバトル」の漫画版なのだ。だから共鳴できる世代はとことんおもしろいし、そうでない年代層は、サッパリ、ということになるのだろう。  ただ、話がしつこい、とは思う。まあ、週刊誌連載の宿命なのだろうけど、単行本化するときにもう少しまとめられんかったものか。たとえば小説なら、連載を加筆修正しました、と断るように。あと、悪役の双子がヤン坊マー坊というのは、ちょっと違うのではないか。あそこはやっぱ、ブルーザーとクラッシャーとか、ブルート・バーナードとスカル・マーフィーとかでしょう。
テロリズムの教本、ゾクッとする漫画。
昔ならオカルトに分類されるような漫画が、現実味を帯び、一般ウケするような時代に... 昔なら、子供の頃は暴力による単純な支配で、大人になって初めて、権力による精神的支配に移っていたものが、今や子供の頃から精神的に追い詰めるイジメが主流というから、この漫画が受け入れられるのも当然と感じます。 しかし殺人の場面を具体的に描いていて、言論の自由が認められているとはいえ、「こういう漫画、描いていいんだなぁ」と、衝撃を受けました。 日本でテロリズムが実現されるとしたら、こういうカタチかもしれない。 オウムよりももっと洗練され、国家の中枢組織に入り込んだ団体。 同志を集める際に「ともだち」というキーワードを用いるあたりが、とても巧妙。 現在は金品による打算的な関係で結びついている部分が、宗教的な結びつきに変わったとき、国家のシステムは崩壊し、彼らにとっての崇高な目的「世界征服」の達成はかなり現実味を帯びてきます。 詐欺的マインドコントロール、見えない暴力、世間に伝えられない事件... 見える戦争よりも見えない戦争のおそろしさを感じます。 世界は現在も、一部の人間の都合のいいように動いています。

20世紀少年―本格科学冒険漫画 (22) (ビッグコミックス)

[ コミック ]
20世紀少年―本格科学冒険漫画 (22) (ビッグコミックス)

・浦沢 直樹
【小学館】
発売日: 2006-11-30
参考価格: 550 円(税込)
販売価格: 550 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 309円〜
20世紀少年―本格科学冒険漫画 (22) (ビッグコミックス)
浦沢 直樹
カスタマー平均評価:  4
記憶のあいまいさ
 この作品は「記憶のあいまいさ」がキーワードで、なぜ曖昧なのかを辿っていくと、その時の自分や社会の生き方や考え方や時代性やいろいろなものが曖昧だったからで、それは時に残酷な記憶だったり、いとおしい記憶だったりするものです。過去の真実をそのままその通りに受け止めることは結構大変で、僕なんかは自分の都合のいいように解釈して、今現在や将来を組み立てているようなところがあります。  作者の浦沢直樹も、もしかしたら後半そうなってしまって、もともとの設定を微妙に変えざるを得なくなってしまって、ちょっと込み入って混乱してしまったのかなぁと思います。ラストの持っていき方はいろいろな意見があって、実はスッとふにおちないラストだったりするのですが、話の広がりやキャラクターへの思い入れやすさなどは、本当に力量のある漫画家だなぁと感心します。  この作品の最初のコンセプトが「記憶のあいまいさ」なのですから、ラストもいろいろあっていいのでは。ケンジの思うラスト、オッチョの思うラスト、カンナの願うラスト…などなど。
まだ終わりではないです。
ここまで来ても、まだ良くわかりません。最終巻までようやく辿りついたのですが、まだ話は続いています。少し凝り過ぎてしまったのかもしれません。この巻は、これまでに比べて、話の展開が速くなっています。納め切れなかったものが残ってしまったような印象です。面白いですけど。
あまりにセンシティブだったか?
無理やり終わらせてしまった感が強いが、作者の意図だったのだろうか? 終わらせざるを得なかった事情があったのではないだろうか? ことの発端を小学生の思い出に帰する点で荒唐無稽という逃げ道を確保しながら、 新興宗教や既成宗教を問わず宗教に対する批判的メッセージを暗に発しているように 感じるのは私だけだろうか? カトリックを含めて特定の宗教を登場させている点、タブーを冒していると指摘した人たちも いただろう。 仏教を除く世界宗教の原理主義的な言説が、国際政治に大きな負の影響をもたらしている現在に、 漫画という大衆メディアを通じ、宗教を正面から取り上げた勇気をたたえたい。
昭和40年代の子供たちを描いた初めての作品。
最近、よく、「2:6:2の法則」というものを耳にする。 「どんな優秀な人たちでも、どんな低俗な人たちでも、人間が集団を構成すると、『優秀者2割、普通人6割、落伍者2割』というものになる」というあれである。 これは、子供の世界にも、厳然として存在する。いや、少なくとも、この物語の原点である昭和40年代の子供社会には存在していたと言って良いだろうか。 (その意味では、子供社会とは、微妙な階級社会であり、我々、昭和40年代に子供時代を送った者たちは、何だかんだ言っても、今でも、それを引きずっているのかもしれない。「あいつは、昔から、出来るやつだったんだから・・・」とか、「あいつは、元々は、そんなに大したやつじゃなかったんだ」とか言うのがそれであろうか。) これを、この物語の登場人物に置き換えてみると、オッチョや山根は「上」、ドンキーやサダキヨは「下」の階級に属するのであろうが、その意味では、主人公・ケンヂは本来、この物語が始まった時点では、「中」に位置する人ではなかったか? それが、いつの間にか、ケンジがオッチョと並び称されるほどの「上」の人となっていることにだけは、大いに違和感を感じるところであるし、少なからず、興をそがれる気がする部分でもある。
ともだちの正体への私見
ここまで読んで思うのは、秘密基地メンバーの一人のエピソードが明らかに抜け落ちていることです。 物語の発端になった「彼」 ケンジのもとにともだちマークの封入された手紙が届いたことから話が動き始めたと思うのですが・・・ 彼とともだちグループとの関連はいまだ語られておりませんし、万博への思いが一番強かったのは、彼であるのは明らかです。 建物の屋上から落ちるという死因ですが、同じシチュエーションは後に「血のおおみそか」でフクベエによっても覆されています。 あの場所にいた13号は真相を知っていたはず、と考えると13号の超越的な言動にも繋がるのでは? あの時点からフクベエの影になれる人物は唯一人・・・ と、私的考察を述べた上で最終章上下巻を購入します。 予想を裏切られることを期待して。

20世紀少年―本格科学冒険漫画 (2) (ビッグコミックス)

[ コミック ]
20世紀少年―本格科学冒険漫画 (2) (ビッグコミックス)

・浦沢 直樹
【小学館】
発売日: 2000-05
参考価格: 530 円(税込)
販売価格: 530 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 30円〜
20世紀少年―本格科学冒険漫画 (2) (ビッグコミックス)
浦沢 直樹
カスタマー平均評価:  4.5
空想の現実化することの奇妙な感じが良いです。
ユキジ、姉貴と主要な女性キャラクターが小学生の頃の姿と交錯させながら作品に登場します。一人ひとりの個性の印象を強くするためか、エピソードを十分に織り交ぜて物語が進行します。その最中にも、着々と運命の歯車が回り始めた事件が差し込まれてきます。ともだちマークが事件を引っ張り、遂に預言者としてのケンヂに行き着きます。ごく普通の暮らしをしている人が、子供のときに思い描いたことが、現実に起きていることへの奇妙な感じがとても良いと思います。じっくりと話が進められているのもとても良いと思います。
不気味な事件だった
「ともだち」の正体が次第に明かされていく。主人公ケンジの女の幼友達だったユキジ、神様と呼ばれるホームレスの老人、ケンジの姉貴らが登場し、「ともだち」の団体とゆっくり関わっていく。読み進めるとどうしてもオウムの事件を思い出してしまい、首謀者は死刑になって当然だとあらためて思う。
我々の時代を代弁する劇画家
私は、浦沢直樹氏の大ファンである。『パイナップル・アーミー』に出会った頃から、氏の作品を深く愛して来たが、『20世紀少年』を単行本で読み始めたのはつい最近の事で、この作品の深さに感嘆して居る。この作品を読むと、浦沢直樹氏の感性の鋭さ、幅広い教養、そして、自らの少年時代に対する思ひの深さを感じずに居られない。私は、浦沢直樹氏の名が、私達の時代を代弁するスポークスマンとして日本の文化史に残る事を確信して居る。 (西岡昌紀・内科医/『マルコポーロ』廃刊事件から13年目の日に)
疲れます
この後に延々に続くストーリーの長さを予想させます。筋立ては、多くの読者が評価されている通り、複雑で、多くの伏線があります。現実社会を鋭く指摘する論点も数多、仕組まれています。 ところで、昔、大ヒットした《幻魔大戦》シリーズが、《新・幻魔大戦》シリーズや《真・幻魔大戦》シリーズを派生し、読者が少なからず混乱したことがありました。平たく言えば、ストーリーの拡がりは魅力的なのですが、結論をみないで終わる散漫さを予感させ始めたのです。この20世紀少年という作品にもそれと同じ匂いがあります。読者に疲労感を催させる可能性があるのです。 それだけ「重い」テーマを扱う作品なのだという好意的な評価も出来るでしょうが、私にはどうしても、疲れ果て散漫に終わる可能性の高い作品は好ましいとは思えないのです。
ユキジの登場
本作の特徴のひとつに、主人公たちがすごした60年代後半から70年代の子ども時代が鮮やかに再現されていることだろう。その扱いが絶妙。
本巻はいよいよ「ともだち」を中心とした団体の暗躍がケンジの前にあらわれてくる。だんだんと登場人物もそろい、この巻ではヒロイン「ユキジ」が登場。

また行方不明になっているケンヂの姉の思い出も描かれる・・・。またまた敷かれた伏線・・・。


20世紀少年―本格科学冒険漫画 (4) (ビッグコミックス)

[ コミック ]
20世紀少年―本格科学冒険漫画 (4) (ビッグコミックス)

・浦沢 直樹
【小学館】
発売日: 2001-01
参考価格: 530 円(税込)
販売価格: 530 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 40円〜
20世紀少年―本格科学冒険漫画 (4) (ビッグコミックス)
浦沢 直樹
カスタマー平均評価:  4
残念ながら、疲れます。
 この後に延々に続くストーリーの長さを予想させます。  筋立ては、多くの読者が評価されている通り、複雑で、多くの伏線があります。 現実社会を鋭く指摘する論点も数多、仕組まれています。  ・・・・・ところで、昔、大ヒットした《幻魔大戦》シリーズが、 《新・幻魔大戦》シリーズ や 《真・幻魔大戦》シリーズ が並行して出版され、 読者が少なからず混乱したことがありました。   すなわち、ストーリーの拡がりは当初は、引き付けるものがあるのですが、 結論をみないで終わる散漫さを予感させるのです。 この20世紀少年という作品にその匂いがあります。  読者に非常な疲労感と消耗を催させる予感があります。 それだけ「重い」テーマを扱う作品なのだという好意的な評価も出来るでしょう。 しかし、私にはどうしても、 疲れ果てた上に、散漫に終わる可能性の高い作品は、 好ましいとは思えないのです。        Oct.20 '08
東洋の神秘性。
タイにショーグンと呼ばれる日本人がいます。彼が秘密基地のメンバーオッチョでした。彼は、タイで不可思議な事件に巻き込まれてゆきます。その間、ともだちが勢力を拡大しています。子供の頃のよげんは着々と進められています。日本に戻ってオッチョはケンヂとの再会。秘密基地のメンバーが、ともだちに吸い寄せられていくようです。東洋思想はビートルズも影響を受け、ロック世代はその神秘性に惹きつけられるものがあります。オッチョにはそんな思いが投影されているのではないかと思いました。
『地獄の黙示録』の様な光景
『20世紀少年』を読んで居ると、浦沢直樹氏は、相当映画が好きなのではないかと思ふ時が有る。ヒッチコックの『サイコ』を想起させられる箇所、フランソワ・トリュフォーの『華氏451℃』を想起させられる箇所など、浦沢直樹氏が影響を受けたのではないかと思はれる映画を想起させられる場面が、この劇画には、オマージュの様に散りばめられて居るが、この第4巻では、『地獄の黙示録』の後半(カーツ大佐が独白をする場面)を想起させられる部分が有った。深い作品である。 (西岡昌紀・内科医/『マルコポーロ』廃刊事件から13年目の日に)
昭和40年代の子供時代を引きずっている者たち
昭和40年代に子供時代を送った者にとって、大阪万博というものは、ある意味、「象徴」ではなかったか。 それは、子供たちにとって、本人の実力・努力・人望などに関わりなく、理不尽なまでに、「行ける人」と「行けない人」を区別した。 やがて、それは、昭和40年代の子供たちが大人になって知った現実ではなかったか。 いくら努力しても、実力があっても、「行ける奴」と「行けない奴」が存在するという現実・・・。 この物語のすべては、そこから始まっているような気がしてならない。
おもしろいとしか言いようが無い。
どんどん読んでいくにつれてその世界にひきこまれていく。あんまりネタバレするのもどうかと思うんでこれ以上は・・・!あ、あと細かいところにその時代の人じゃないと気づかないところがあったりします。とにかく読んで!
なんとなく手塚治虫さんを思い出しました。

20世紀少年―本格科学冒険漫画 (6) (ビッグコミックス)

[ コミック ]
20世紀少年―本格科学冒険漫画 (6) (ビッグコミックス)

・浦沢 直樹
【小学館】
発売日: 2001-09
参考価格: 530 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 380円〜
20世紀少年―本格科学冒険漫画 (6) (ビッグコミックス)
浦沢 直樹
カスタマー平均評価:  4.5
テロリストは悪?正義?
“ともだち”政権になって、平凡なありきたりのストーリー展開....ちょっと退屈です。 簡単に拘束から抜けられるし、スプーンで簡単に牢屋の壁に穴があくし、強引だなぁ。
ある意味マニア多し
カンナ編がおもしろくないかおもしろいか、意見が分かれるところだと思いますが、 脱走モノ愛好家としては、海ほたる監獄エピソードは目が離せないかと思います。 「大脱走」を観て、砂をズボンに仕込んで散らした記憶のある 「アホ」記憶のある殿方なら 絶対ハマる「アルカトラズからの脱出」編。 脱獄ものって、ワクワクしますよね。「プリズン・ブレイク」とか。 この作品は、制作陣の洋画&ドラマ好きがわかってよいです。
近未来世界。
映画「ブレードランナー」で見られたような近未来の世界を思わせられます。ごちゃごちゃした無国籍な世界、腐敗。物語の中心人物はケンヂからカンナに移り、2000年大晦日後の秘密基地メンバー、オッチョの消息がわかります。スティーブ・マックイーンの「大脱走」のエピソードなど、20世紀少年のヒーローが使われているのが嬉しい限りです。先を急がず、じっくりと作品に付き合えれば最高に面白いと思います。
ジョージ・オーウェルの『1984年』の世界
『1984年』と言ふ小説が有る。イギリスの作家ジョージ・オーウェルが、来たるべき未来社会を深い憂慮を持って描いた恐るべき小説である。この小説に、真理省(Ministry of truth)と言ふ検閲機関が登場する。何が真理であり、何が真理でないかを、その官庁が決定すると言ふ恐ろしい未来社会の光景であるが、私たちの「民主主義社会」に、これに近い物は無いだろうか???「ともだち」が支配する歌舞伎町の光景は、真理省が支配するオーウェルの小説の世界の様である。凄い劇画だ。 (西岡昌紀・内科医/『マルコポーロ』廃刊事件から13年目の日に)
単なる謎解き物語としてではなく・・・
作者は、我々の2級ほど上らしく、ちょうど、我々の子供時代・・・、つまり、昭和40年代の子供たちについてよく描かれてあったので、思わず、はまり込んで見てしまったのですが、(と言っても、ストーリーは、当時の子供時代に端を発したSFものですので、児童文学のような純粋なものを想像されると困るのですが)それを見ていて、ふと、思ったことがあります。 それは、昭和40年代に子供時代を送った者にとって、「大阪万博」というものは、ある意味、子供時代そのものの「象徴」ではなかったか・・・ということです。 大阪万博・EXPO’70というものは、先般の愛知万博などと違って、当時の子供たちにとっては「未来」そのものであり、そして、本人の実力・努力・人望などに関わりなく、理不尽なまでに、「行ける人」と「行けない人」を区別した・・・ものだったように記憶しております。 あるいは、それこそが、昭和40年代の子供たちが大人になって知った現実だったかもしれません。 いくら努力しても、実力があっても、「行ける奴」と「行けない奴」が厳然として存在するという現実・・・。 この物語のすべては、そこから始まっているような気がしてならない作品でした。

20世紀少年―本格科学冒険漫画 (21) (ビッグコミックス)

[ コミック ]
20世紀少年―本格科学冒険漫画 (21) (ビッグコミックス)

・浦沢 直樹
【小学館】
発売日: 2006-02-28
参考価格: 530 円(税込)
販売価格: 530 円(税込)
( 通常2〜4週間以内に発送 )
中古価格: 207円〜
20世紀少年―本格科学冒険漫画 (21) (ビッグコミックス)
浦沢 直樹
カスタマー平均評価:  4.5
20thCenturyBoy
最後の謎は、最終巻まで持ち越されました。そこまで来ていながらわからないというのはじりじりします。ナチスドイツの最後を連想させる、独裁者を取り巻く組織の最後の権力争いにも似たともだち組織の様相も描かれていきます。Tレックスの20thセンチュリーボーイがここでも演出されます。いよいよクライマックスです。
ケンヂはこれでよかったのか・・・
最近、よく、「2:6:2の法則」というものを耳にする。 「どんな優秀な人たちでも、どんな低俗な人たちでも、人間が集団を構成すると、『優秀者2割、普通人6割、落伍者2割』というものになる」というあれである。 これは、子供の世界にも、厳然として存在する。いや、むしろ、子供の世界だからこそ、それは如実に存在するとも言えるだろう。少なくとも、この物語の原点である昭和40年代の子供社会には存在していたと言って良いだろうか。 (その意味では、子供社会とは、微妙な階級社会であり、我々、昭和40年代に子供時代を送った者たちは、何だかんだ言っても、今でも、それを引きずっているのかもしれない。「あいつは、昔から、出来るやつだったんだから・・・」とか、「あいつは、元々は、そんなに大したやつじゃなかったんだ」とか言うのがそれであろうか。) これを、この物語の登場人物に置き換えてみると、オッチョや山根は「上」、ドンキーやサダキヨは「下」の階級に属するのであろうが、その意味では、主人公・ケンヂは本来、この物語が始まった時点では、「中」に位置する人ではなかったか? それが、いつの間にか、ケンジがオッチョと並び称されるほどの「上」の人となっていることにだけは、大いに違和感を感じるところであるし、少なからず、興をそがれる気がする部分でもある。
謎は謎のまま、「しんよげんしょ」のクライマックスへ!?
まだまだ、謎は謎のまま...ではあるが、ケンヂの歌を流し続ける謎のDJが、誰かが解明されたり、徐々に謎が解明されてきています。 そして、「しんよげんしょ」に書かれているクライマックス!?に、物語が展開していく...。 ともだちは、誰かは、以前、謎のまま...続きが楽しみです!
ラストへの‘序章’
ともだち は所詮、子供時代でいうところの「まねし」なのに世界をも掌握してしまった。カンナも歌舞伎町教会で誓ったあの日かから、そして何十年もオッチョ、ヨシツネ、ユキジらがともだち阻止を試みながらもまともにともだちの手にさえ触れられてはいない感じでついに21巻まで来てしまいました。しかもそのともだちはフクベエではなく誰!?今更ここでまた新しい人物を出すのは白々しいので個人的な意見では過去に登場した人物ではなかろうかと思ってますが、、。 ようやくケンヂが登場しはじめは正気なのかおかしくなってしまったのかすごく心配でしたがケンヂがケンヂらしくなりこれでともだちと「対等」に対決できると思いきやラストでまたもやともだちが先手を打ったかのような展開、、。何回も書きますがほんとうにあの人物、この人物をあちらこちらにという風に読者を驚かすように予想はしていない形で再度登場させ且つ話を一つの方向へと繋げる技はすばらしいです。思わず読んでいて「うわぁあっ」と声を出して驚くそんなシーンがいくつもありました。それに効果的な描写も言うことないですが台詞がとても丁寧に考えられてると思います。ゾッとさせられる時もあるし、笑える時、そしてホロリと感動する時も。 ヒーロものは毎回悪を倒し正義のヒーローが笑って終わり最終回はボスを倒し平和になる、、というのが当たり前。ケンヂの「正義は死なないのだ」という通りのラストになって欲しいです。
先が読めない展開
「YAWARA」「マスターキートン」「MONSTER」などの長編を世に送り出し、あまたの賞を受賞してきた浦沢直樹の作品。  昭和40年代に少年時代を過ごした彼ならではの、レトロ感溢れた回想シーンと、1997年以降の近未来とが奇妙に融和する、近未来SF。  少年たちの想像と妄想が、「ともだち」と呼ばれる謎の男の手によって、約30年のときを経て次々と実現してゆく。  それを阻止するために立ち上がる元・少年たち…ケンヂ、ユキジ、オッチョ…。  彼らの作り出した「よげんの書」の内容を知る「ともだち」とはだれなのか。「ともだち」の真の目的は何なのか。先の読めない意外な展開の連続と、緻密に張り巡らされた伏線の数々。  そして何と言っても浦沢氏得意の「語り」…悪い奴だと思ってた人間に実は、意外な過去や、心情や、弱点があることを語らせて…「悪人」を憎めなくしてしまうこの手法。ストーリーテラーの腕前ここにきわまれり、という感じです。

20世紀少年―本格科学冒険漫画 (20) (ビッグコミックス)

[ コミック ]
20世紀少年―本格科学冒険漫画 (20) (ビッグコミックス)

・浦沢 直樹
【小学館】
発売日: 2005-10-28
参考価格: 530 円(税込)
販売価格: 530 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 331円〜
20世紀少年―本格科学冒険漫画 (20) (ビッグコミックス)
浦沢 直樹
カスタマー平均評価:  4
新たな謎。
生き返ったともだちは一体誰なのか?最後の決戦に挑む秘密基地のメンバー。遠藤キリコがようやく姿を見せます。彼女の話で、もつれた糸が少し解けます。それでもまだ完全に解明できません。ヤン坊マー坊も姿を現し21世紀を生きる20世紀少年が顔を揃えます。彼らと共に進むしかないです。
昭和40年代の子供たちを描いた秀作
最近、よく、「2:6:2の法則」というものを耳にする。 「どんな優秀な人たちでも、どんな低俗な人たちでも、人間が集団を構成すると、『優秀者2割、普通人6割、落伍者2割』というものになる」というあれである。 これは、子供の世界にも、厳然として存在する。いや、少なくとも、この物語の原点である昭和40年代の子供社会には存在していたと言って良いだろうか。 (その意味では、子供社会とは、微妙な階級社会であり、我々、昭和40年代に子供時代を送った者たちは、何だかんだ言っても、今でも、それを引きずっているのかもしれない。「あいつは、昔から、出来るやつだったんだから・・・」とか、「あいつは、元々は、そんなに大したやつじゃなかったんだ」とか言うのがそれであろうか。) これを、この物語の登場人物に置き換えてみると、オッチョや山根は「上」、ドンキーやサダキヨは「下」の階級に属するのであろうが、その意味では、主人公・ケンヂは本来、この物語が始まった時点では、「中」に位置する人ではなかったか? それが、いつの間にか、ケンジがオッチョと並び称されるほどの「上」の人となっていることにだけは、大いに違和感を感じるところであるし、少なからず、興をそがれる気がする部分でもある。
めくるめく・・
まず、1巻から18巻までまとめて読みました。それはそれはもう、何とゆうか・・めくるめく幸せな時間でした。途中、ローマ法王のエピソードのあたりから少々だれてきましたが、一気に読ませてしまう力は相当のモノだと思います。 で、20巻。正直、この展開は一巻毎に集めているファンにはキツイ・・!週間で読むなら尚更。無理に引き伸ばしていると指摘されても仕方ない感じ。 記憶の奥底にあった出来事・人物を引っ張り出してきてどうの・・とゆうパターンは、いい加減どうなの??とゆう感じです。 ケンヂの登場で"ウッドストックもありかな"と思ってましたが、実際そうなりそうですね。是非、ハデに花火を打ち上げてもらいたいです。 新ともだちは理科室に関係していたメンバーの誰かではないでしょうか? フクベエが首を吊る真似を見せた場面、フクベエがヤマネ君に撃たれた場面、あの前後にまだ"嘘"があるような気がします。
あぁぁーー
もう、続きが気になって仕方ない!! フクベエがともだちではない・・・じゃぁ今のともだちは一体誰なのだ? かなり久々に登場した、ヤンボーとマーボー兄弟。 いよいよ最終決戦となるのでしょうか? 全く先が読めません。頭の中がこんがらがって、1巻からまた読み直し、フクベエではないともだちを今、探しまくってる状態です。 どいつもこいつも怪しく見えて来るし・・・。 途中ややマンネリ化しつつもありましたが、やっぱり面白いです。
さてどうする・・
引っ張りに引っ張ってきた今作、流石に締めの段階でしょう。 ここに来て新たな謎と新たな真相、そして数多くの登場人物とそれぞれに付随するストーリー、これをどうやって消化しまとめ上げ、結末へと導くのか。 ここ二・三巻の冗長的な展開は浦沢氏の狙いだと期待する。

20世紀少年―本格科学冒険漫画 (3) (ビッグコミックス)

[ コミック ]
20世紀少年―本格科学冒険漫画 (3) (ビッグコミックス)

・浦沢 直樹
【小学館】
発売日: 2000-08
参考価格: 530 円(税込)
販売価格: 530 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 30円〜
20世紀少年―本格科学冒険漫画 (3) (ビッグコミックス)
浦沢 直樹
カスタマー平均評価:  4
疲れる漫画で、私は、ここで力尽きました。
 この後に延々に続くストーリーの長さを予想させます。 筋立ては、多くの読者が評価されている通り、複雑で、多くの伏線があります。 現実社会を鋭く指摘する論点も数多、仕組まれています。  ・・・・・ところで、昔、大ヒットした《幻魔大戦》シリーズが、《新・幻魔大戦》シリーズ や 《真・幻魔大戦》シリーズを派生し、読者が少なからず混乱したことがありました。  平たく言えば、ストーリーの拡がりは魅力的なのですが、結論をみないで終わる散漫さを予感させ始めたのです。 この20世紀少年という作品にもそれと同じ匂いがあります。 読者に疲労感を催させる可能性があるのです。  それだけ「重い」テーマを扱う作品なのだという好意的な評価も出来るでしょうが、私にはどうしても、 疲れ果てた上に、散漫に終わる可能性の高い作品は、好ましいとは思えないのです。        Oct.10 '08
ロック・スピリッツへの思い。
70年代は、ロックの黄金期といえるでしょうか。若者の代弁者と言われ、ベトナム反戦活動やアメリカの公民権運動などにも主要な役割を果たしました。当時のロック・スピリッツというものへのこだわりが、主人公のケンヂに重ねあわされているように思います。作者の思い入れが感じられます。徐々にこの物語も、縦横に走っている線が形を作り始めたようです。ともだち、姉貴が預けていった姪のカンナ。ケンヂが半ば強引に事件に巻き込まれます。そして預言の書の在り処が・・・。一気に読みたい感じです。
のめり込めるかというと・・・
ここから「ともだち」を中心とする謎の組織とケンヂら仲間との本格的な戦いが始まるわけだが、話にのめり込めるかというと・・・。サンフランシスコとロンドンに細菌をばらまき、羽田空港を爆破するということはアメリカ、イギリス、日本国家そのものを敵に回すことで、幼なじみが集まってどうこうという話じゃないだろうって考えたくなる。警察や政府の中に「ともだち」の一味がいるにしても、国家権力が手をこまねいて何もしない、できないっていう設定はつらい。しょせんマンガなんだからっていわれたらそれまでだが。
時代のスポークスマンとしての浦沢直樹
私は、この劇画の主人公たちより、少しだけ(笑)年上であるが、この劇画に描かれた昭和40年代の日本の光景を見ると、自分の小学校時代に重なる事は、驚くばかりである。原っぱに秘密基地を作るとか、やったなあ。(笑)その回想の中の昭和40年代と平成の光景の重なり合ひが、素晴らしい。浦沢直樹氏は、私達の時代のスポークスマンである。 (西岡昌紀・内科医/『マルコポーロ』廃刊事件から13年目の日に)
ドンキーの遺言、信者たちによる襲撃
大人になったケンヂたちを少年時代の描写を交えながら、「ともだち」を中心とする宗教団体の不気味な動きを並行して描いてきた本書。いよいよ「ともだち」の団体が公然と動き出す・・・。
この巻より本格的に登場する「ともだち」の団体の代表者、万丈目のすごいこと・・・。

かつての友人ドンキーの死と、彼が残した遺言に突き動かされるケンヂ。そんな中、「ともだち」の信者たちはケンヂのコンビニを襲う・・・。その不気味な描写は現実感を伴い、すごい・・・。
すごい、すごいばかりだが、エンタテーメント性とここまでの凄みをもった作品はなかなかお目にかかれない。必読。

住むところを追われケンヂたちはカンナを連れ、身を隠す・・。


20世紀少年―本格科学冒険漫画 (10) (ビッグコミックス)

[ コミック ]
20世紀少年―本格科学冒険漫画 (10) (ビッグコミックス)

・浦沢 直樹
【小学館】
発売日: 2002-08-30
参考価格: 530 円(税込)
販売価格: 530 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 313円〜
20世紀少年―本格科学冒険漫画 (10) (ビッグコミックス)
浦沢 直樹
カスタマー平均評価:  5
第10話「顔のある少年」に涙
第10話の「顔のある少年」の最後には思わず涙が出ました。 映画が面白かったので読み始めたこのマンガで、感動はしてもまさか涙するとは…! サダキヨの少年時代の写真の顔がとてもほほえましく、何度も見ながら感動して しまいました。
ともだちは一体誰なのか?
小泉響子と遠藤カンナは同じ高校に通う女子高生です。二人に危機が迫ります。小泉響子は、ともだちの顔を見てしまうのですが、その顔を持つ人物が現れます。彼が響子をある場所に連れてゆきます。カンナは響子に危機が迫っていることに感づきます。ともだちは一体誰なのか?スリル感タップリ、臨場感タップリ。謎めいたストーリー展開に此方も翻弄されるばかり。まだまだ先を急がずじっくりと味わってゆきたいです。
関口先生、ありがとうございます。
第10巻で、ついにサダキヨが登場する。そして・・・(御自分でお読み下さい)・・・・・この第10巻に、私は、ヒッチコックの『サイコ』を思ひ出させられた。浦沢直樹氏は、ヒッチコックに傾倒して居るそうだが、主人公が孤立し、一見正義の様に振る舞ふ巨大な敵から逃げると言ふ第10巻の展開は、実にヒッチコック的である。(私も、昔、厚生省の職員だった時に、カンナみたいな思ひをした事が有るので、大いに共感した。)この第10巻は、サスペンスに溢れており、又、絵も素晴らしい。ともだちの家の描写など、浦沢直樹氏の造形力の素晴らしさが、余す所無く現れて居る。それにしても、サダキヨたちの元担任である関口先生が、サダキヨに昔の写真を渡す場面には本当に感動した。思はず、涙が出てしまった。(私にも、小学校時代、こんな素晴らしい先生が居た。)関口先生、ありがとうございます。サダキヨに代はって御礼を申し上げます。 (西岡昌紀・内科医/『マルコポーロ』廃刊事件から13年目の日に)
昭和40年代の子供たち
最近、よく、「2:6:2の法則」というものを耳にする。 「どんな優秀な人たちでも、どんな低俗な人たちでも、人間が集団を構成すると、『優秀者2割、普通人6割、落伍者2割』というものになる」というあれである。 これは、子供の世界にも、厳然として存在する。いや、少なくとも、この物語の原点である昭和40年代の子供社会には存在していたと言って良いだろうか。 (その意味では、子供社会とは、微妙な階級社会であり、我々、昭和40年代に子供時代を送った者たちは、何だかんだ言っても、今でも、それを引きずっているのかもしれない。「あいつは、昔から、出来るやつだったんだから・・・」とか、「あいつは、元々は、そんなに大したやつじゃなかったんだ」とか言うのがそれであろうか。) これを、この物語の登場人物に置き換えてみると、オッチョや山根は「上」、ドンキーやサダキヨは「下」の階級に属するのであろうが、その意味では、主人公・ケンヂは本来、この物語が始まった時点では、「中」に位置する人ではなかったか? それが、いつの間にか、ケンジがオッチョと並び称されるほどの「上」の人となっていることにだけは、大いに違和感を感じるところであるし、少なからず、興をそがれる気がする部分でもある。
カンナ反撃!
少しずつ少しずつ「2000年血の大みそか」の真実が語られはじめる ー 。 刑務所を脱獄したオッチョ、ともだちの足下に隠れているヨシツネ、密かに反撃のチャンスを狙っているユキジ、消えたモンちゃん、大富豪になった神様、そしてケンヂのようにともだちを倒そうとするカンナ。新しく ともだち に疑問をもち狙われてしまうことになった小泉響子。再会を果たす間もなく ともだち の陰謀を阻止することに必死な彼らのところにカンナが反撃に立ち上がりいよいよ ともだち 打倒なるか、、。 とうとう ともだち と疑われているサダキヨが響子の前に現れる。でも彼は違った、、。 響子だけが ともだち の顔を知った。 カンナは ともだち が父親だと知った、、。 あぁ、これからどうなるんだろうか?ひょっとして真実をしったことによりカンナの反撃の意思が削がれやしまいかが心配です。毎巻毎巻読むということなのにテレビや映画以上の心臓ドキドキでページをめくるのも次の展開へいくのにもハラハラします。ちょうど中間あたりここでケンヂの意思を継ぐ物達に追い風がつくのか逆風になるのか見物です!

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 更新日 2009年3月29日(日)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク

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